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ついに現れた...!ランチデートした完璧男が唯一抱えていた地雷とは?
疲れていた。とても、疲れていた。
秋はとっくに過ぎ去っていて、冬を迎えていた。今年の冬はエルニーニョ現象のせいで暖かいらしい。余計なことをしやがって、と思う。
寒くない冬なんて、プレゼントがない誕生日と一緒だ。もしくは具が入ってないお雑煮、つぶあんだと思っていたらこしあんだった時の大福。
なんの魅力もないじゃないか。
過去の3回のデートはどれもうまくいっていなかった。
前回の記事:モテ期
酔っ払ったら超危険?!一瞬で酔いが覚めた、同年代男性とのディナーデート
3回目のデート。一回り以上年上とマッチしてきた方針を少し変えて、自分と年齢が近い2,3個年上の男性と会ってみることにした。
前回の記事:失恋した者同士が銀座マルウシミートで焼肉を食らう会
年上の男しか愛せない病ところで、私は理由があって、大の年上好きである。
理由は思春期のコンプレックスが深く関係しているのだが、それはまたいつか後述することとしよう。そのコンプレックスは強烈で、「今からラ
元恋人を「名前を付けて保存」する男と「上書き保存」する女がマッチした結果
しがないレストランで働いていた。少し前。
都心からちょっと離れた、平均客単価が2000円を切るような店だ。
そんな店でキリギリスのように働いていた私にとって、Dineに載っているようなお店はめちゃくちゃ敷居が高い。
しかも、奢りますマークってなんだよ。ブルジョワか、ブルジョワなのか。正直、よくわからなかった。奢りたい心境の男の人が。高等遊民かよ。
まぁ私がびっくりするほど美人だったらわかる
適当にスワイプしてマッチした男性とのデートが予想以上にやばかった話
記念すべき第1回目。恋の恋におけるショック療法第1回目。
私は恵比寿にいた。
自慢のFカップがちょっと強調されるぴったりとしたカットソーを着て、赤いリップをひいていた。
前回の記事:いざ始動!マッチングアプリで失恋沼から脱出なるか!?
せっかく出会うのなら、こっちも毎度本気で行きたいと思っていた。
マッチした相手は30代後半の業界人(芸能やマスメディア関連の仕事をしている人は、なぜか自分
アプリで出会うなんて、Dineをはじめるまでは恥ずかしいと思っていた
夏、なつ、平成最後の夏、終わりの夏。
私は人生のどん底にいた。
失恋したのだ。
馬鹿な恋愛をしていた。住んでる場所も、会社名も知らない男に。
会うたびにホテルに行くような関係に疑問を持ちつつも「好きだから仕方がない」と女特有の割り切りの良さを発揮し、ダラダラと続いていた関係だった。
彼の口から言わせれば、私たちはきっと「一応付き合っていた」のだと思う。
しかし、連絡頻度はどんどん減って