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2018年10月の記事一覧
元恋人を「名前を付けて保存」する男と「上書き保存」する女がマッチした結果
しがないレストランで働いていた。少し前。
都心からちょっと離れた、平均客単価が2000円を切るような店だ。
そんな店でキリギリスのように働いていた私にとって、Dineに載っているようなお店はめちゃくちゃ敷居が高い。
しかも、奢りますマークってなんだよ。ブルジョワか、ブルジョワなのか。正直、よくわからなかった。奢りたい心境の男の人が。高等遊民かよ。
まぁ私がびっくりするほど美人だったらわかる
適当にスワイプしてマッチした男性とのデートが予想以上にやばかった話
記念すべき第1回目。恋の恋におけるショック療法第1回目。
私は恵比寿にいた。
自慢のFカップがちょっと強調されるぴったりとしたカットソーを着て、赤いリップをひいていた。
前回の記事:いざ始動!マッチングアプリで失恋沼から脱出なるか!?
せっかく出会うのなら、こっちも毎度本気で行きたいと思っていた。
マッチした相手は30代後半の業界人(芸能やマスメディア関連の仕事をしている人は、なぜか自分
アプリで出会うなんて、Dineをはじめるまでは恥ずかしいと思っていた
夏、なつ、平成最後の夏、終わりの夏。
私は人生のどん底にいた。
失恋したのだ。
馬鹿な恋愛をしていた。住んでる場所も、会社名も知らない男に。
会うたびにホテルに行くような関係に疑問を持ちつつも「好きだから仕方がない」と女特有の割り切りの良さを発揮し、ダラダラと続いていた関係だった。
彼の口から言わせれば、私たちはきっと「一応付き合っていた」のだと思う。
しかし、連絡頻度はどんどん減って